KASHIWAからHello! No.1
らーめん・いちご・チューリップ
「どこのくにのかたですか?」とTさんがいいました。
「わたし?」
「うん」
「イギリスからきました」
「イギリス! ベッカムさんだ! ほら! だいすきだわ、ベッカムさん!」
このかいわは、私が日本についた日にしたものです。その日はさびしかったし、つかれていて、おなかもとってもすいてしまいました。らーめんやさんにはいって、Tさんとしりあったのでした。
私は[日本に]くる前もイギリスで日本語のべんきょうをして、日本人のこい人、Yちゃんがもういたので、いくらか[日本語で]Communication[コミュニケーション]をとることができました。Tさんとはそのばんじゅうはなして、じょうだんをいったり、私のしょくじ[代]もぜんぶはらってくれました。
私のこい人は、イギリスに1年間すんでいました。私が彼女にTさんのやさしさを話したとき、びっくりしていました。
「イギリスで、そんなにやさしくしてもらったことはないわ!」
[一方]私の[日本での]けいけんは、ぜんぜんちがうとおもいます。
もちろん、たいへんなところもあります。みんなおなじしつもんをします。
「おはしだいじょうぶなの?」「おすしたべられるの?」「はながたかいね!」
でもそれはささいなことですね。いいところのほうがおおいのは、まちがいない。
* * *
「おしごとは?」
「えいごきょうしです。」
もちろん白人といえば、えいごきょうし[がおおい]ですね。“NOVA”とか。
私もおおきい えいかいわ[教室]ではたらいています。せいとさんは3さいから65さいまでです。ときどきKindergarten[幼稚園]のじゅぎょうがおわってから、すぐBusiness[ビジネス]のじゅぎょうがはじまります!
むずかしいおとな[の人]もいます。
「なにがいちばん正しいんですか? ぶんぽうの本にはそんなことがかいてありませんので……。」
えいごはぶんぽうではありません。“正しいえいご”はないんです。みんなのことばがちがいますから、しんぱいしなくてもいいんです。Communicationがいちばん!
こどもたちのほうは、Communicationがだいじなのがわかっています。せんしゅう、かわいいおんなのこは、あおい“まる”をかきました。
「きれいないちごだね!」と、わたし。
「そうです!」
もしかしたら“いちご”じゃなかったかもしれません。しかし、きもちはぜったい“いちご”でした!
Communicationは“きもち”。
Communicationは“いちご”?!
* * *
「どこにすんでいる?」
「かしわ!」
ほんとは「かしわ」じゃなくて、そのちかくなんですけれど、かしわがだいすきになってしまいました。
きのうのばん、[柏の]えきまえでBreak Dance[ブレイクダンス]をみました。そのあと、えきのなかで、きものをきているおんなの人をみました。
あけぼのやまこうえんで、さくらもTurip[チューリップ]も、おてらもみました。
かしわで、インドりょうりやアメリカりょうり、日本りょうりをたべました。
Sky Plaza[スカイプラザ]のうえはけしきもいいし、おおきな“どらえもん”があります! Sogoのしたでは、おいしい“ししょく”をもらいます。Takashimayaはおおきいですね! その中でいつもあたらしいおみせをみつけています。
[今年の]1月にきたので、かしわはまだよくしりません。けれど、かしわのまちのかんじがすきなんです。まちはとくにとくにきれいじゃなくて、しぶやよりにぎやかじゃないでしょう。でも、かしわしは“ハート”があります。
がんばれかしわ!
これからもよろしくね!
◇text by Dot(ドット)
この1月来日したばかりの、イギリス青年。柏市ではなく松戸市北小金在住。4月より、KICの案内スタッフとして登録。前号の「案内日記」にもあるとおり、KICでは日本語しか話そうとしない、日本びいきの情熱家。(このテキストも[ ]内以外、ほぼ原文のままです)
(No.27 2003/5/25掲載)
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