でいたらぼっちの足跡は?

【Q】
最近、小学生の息子が「でいたらぼっちの歌」をさかんに歌っています。何でも、その足跡が池になっているというから、すごい!でいたらぼっちって巨人?魔人?それとも神様?……とにかくかなり大きな人なのでしょうね。また、その足跡の池が市内にもあるということですが、どの辺なのでしょうか?(「でいたらぼっちは何語か、気になる母」さん)



【A】
でいたらぼっち、だらぼっち〜♪♪、な〜んて、よく歌っていますよ、うちの息子も……。

そもそも、テータラボッチとはどんな人なのでしょう?「その昔、布施(柏市)の弁天さまの近くに「でいたらぼっち」と呼ばれる背丈が3メートルほどある大男が住んでいた。ある年のこと、何日も何日も雨が降らず日照りが続き、井戸はかれ、田畑はスッカラカンと干上がり、農作物ばかりか人間さえもカラカラに乾いてしまうほどになってしまった。村人は困り果て、何かよい案はないかと考えたが、雨を降らせる名案など浮かばない。

そんなある夜、「布施の弁天様をひとまたぎすると雨が降る」という不思議な夢を見た「でいたらぼっち」は、「そんなばちあたりなことバチあたりなこと、やめておけ!」との人々の制止も聞かず、大好きな子どもや村人を救うため、弁天さまを目指して歩き始めた。

すると、どうだろう。「でいたらぼっち」の身体はみるみる大きくなり、やがて雲に届くような大男になってしまった。そして、その大きな足でひょいっと弁天さまをひとまたぎするやいなや、一天にわかにかき曇り、大粒の雨がドシャドシャと降り出した、とさ。」(『柏のむかしばなし』より)

このとき、あけぼの山公園下に右足跡が、柏ゴルフ場近くには左足跡(こんぶくろ池)が残ったのだそうです。(ただしあけぼの山の池は、今は埋められてしまい、ないとのこと) その他にも、東山のイボ弁天の池は右足跡、逆井・観音寺の弁天さまの池は左足跡だといわれており、遠いむかし、心の優しい大男がこの辺りでのんびり暮らしていた(?)ようすがうかがえます。

また、全国各地には同じような巨人伝説が数多く残されており、東日本ではだだらぼっち(神奈川)、でいら坊(山梨)、だいだら坊(茨城、千葉、市原)、でいだく坊(千葉、君津)、ででぼめ(栃木)などと呼ばれているそうです。それにしても……、あけぼの山からこんぶくろ池までが一歩だなんて、「でいたらぼっち」ってどれくらい大きかったのでしょうか?

◇text by FUJITA;KICの事務局長にして、4児の母。とりあえず、なんでも挑戦するハリキリウーマン。悩みは、苦労が体型に反映されないこと・・・・・・。最近お気に入りの“にがりダイエット”が効果なしとのマスコミ報道を耳にし、ショックを受けている・・・。新たなるダイエットを模索中!
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