「裏柏」って、いったい、どこ?

【Q】
以前、『アド街ック天国』という番組で柏特集をしていましたが、そのときからずっと気になっていることがあります。ズバリ、若者が多く闊歩する「裏柏」って、どの辺りのことですか?柏へはよく買い物に出かけますが、何が「裏」で何が「表」なのか、私にはさっぱりわかりません。

高校生の息子に聞いたところ、「そんなこと聞いて、どうすんだよ〜」と鼻で笑われる始末。う〜ん、悔しい!「裏柏」って、いったい、どこ?何が魅力なの?探検隊のみなさん、教えてください。
(流山市、M.Iさん)



【A】
「裏柏」、最近よく聞きますね〜、この言葉。実は、KICでも3年前から『URA-Kashiwa 古着&雑貨SHOP MAP』なるものを作成、配布しているんですよ。今回は、この「裏柏」=通称「ウカカシ」について探検しました!そもそも、「ウラカシ」とは何か?また、裏があるなら、表はどこ?・・・そんな疑問が浮かんできませんか。

実は「ウラカシ」の「ウラ」は裏通り、路地裏のこと。若者の街・原宿で古着屋や雑貨ショップが軒を連ねる裏通りを「裏原宿」あるいは「ウラハラ」と称したことから、柏でも7、8年前から高校生や大学生の間で「裏柏」「ウラカシ」という言葉が聞かれるようになりました。

エリアとしては、駅を基点に西は国道6号線、東は柏郵便局(本局)通りあたりまで。とはいえ、厳密にここからここまでという決まりはありません。要は、路地裏の「隠れ家的店舗」であること。ビルの一角や空き店舗、マンションの一室や傾きかけた一軒屋など、「おやっ、こんなところに?」と思う場所に突然出現した「謎めいた空間」。それこそが若者を魅了する「ウラカシ」なのです。

とはいえ、当時はまだ、若者向けの古着屋や雑貨店、バーやクラブなどは数店舗。駅を基点に放射状に広がる商店街の横丁を一本入った裏通りにひっそり店を構えている、そんな風情のお店が多かったように思います。

その「ウラカシ」が多くの若者に指示され、マスコミ各紙に取り上げられるようになったのは、今から3年ほど前でしょうか。KICが初めて『URA-Kashiwa MAP』を作ったのも、ちょうどその頃。2003年の秋のことでした。

当時のMAPには、古着屋さん=10店、セレクトショップ(古着やオーナーが独自に買いつけた洋服を扱うお店)=19店、雑貨店=12店が掲載されています。それが2年後発行(2005.6)の第2弾MAPでは、古着屋さんは3倍の29店、セレクトショップは2倍の38店、雑貨店は1.5倍の18店、その他新しいスタイルのカフェやバー17店が掲載となっており、裏柏系ショップが驚くほど〈増殖〉していることがわかります。

さて、余談ですが、柏が「若者の街」と呼ばれるようになったのは、いつからだと思いますか。おそらく、ストリートミュージシャンだった『サムシングエルス』が日本テレビの番組に登場し、柏駅ダブルデッキ上で演奏する姿が全国ネットで放送された1998年秋からではないでしょうか。

また、同じ時期、市民ボランティアの手による『ストリートブレイクKASHIWA』が開催され、街を揚げてストリートミュージシャンを応援しようという気運も生まれました。以後、駅周辺では官民が一体となって様々なイベントを展開。若者はもとより、大人から子どもまで楽しめる街の魅力を演出してきました。

一方で、駅の東西にはそごう、高島屋、丸井、ステーションモール、スカイプラザ、ファミリかしわなど大型商業施設が林立し、ハイセンスで都会的な香りのする人気ショップが数多く出店。休日には、遠路はるばる電車を乗り継いでやってくる女子高生で街は溢れ返り、一時は「東の渋谷」「プチ渋谷」などと称されました。

そんな商業都市・柏のこれからは、果たしてどんな進化を遂げるのでしょう。まずは『URA-Kashiwa 古着&雑貨&カフェ MAP』片手に、噂の「ウラカシ」を歩いてみませんか?路地裏に広がる〈謎の異空間〉。驚き!発見!そして、なぜか懐かしい・・・。あなたの知らない〈もうひとつの柏〉が、そこにはありますよ。

※『URA-Kashiwa 古着&雑貨&カフェ MAP』は、KICで好評配布中! 数に限りがありますので、お早めにお求め下さい



◇text by FUJITA:KICの事務局長にして、4児の母。とりあえず、なんでも挑戦するハリキリウーマン。悩みは、苦労が体型に反映されないこと・・・・・・。最近お気に入りの“にがりダイエット”が効果なしとのマスコミ報道を耳にし、ショックを受けている・・・。新たなるダイエットを模索中!
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